ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第9節
(日) 13:00 K.O.
 
鴻ノ池スタジアム
近鉄ライナーズ
20-36 Honda HEAT
FULL TIME
13 前半 20
7 後半 16
詳細



入場者数:2695人 天候:晴れ/無風
レフリー:麻生彰久(日本協会A)
アシスタントレフリー:清水塁(日本協会A1) / 立川誠道(日本協会A1) / 松岡実(関西協会)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶Honda 10朴成基

MEMBER

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マッチサマリー

10月30日(日)13:00キックオフ
近鉄ライナーズ 対 Honda HEAT がならでんフィールド(奈良市鴻ノ池陸上競技場)で行われました。

朝から気持ちのいい陽気に恵まれまさにラグビー日和となったならでんフィールド。
会場には2695人の観客が訪れ、当社沿線地での試合ということもあり沢山のライナーズサポーターの方々にもご来場いただきました。
8月26日から開幕したトップリーグも早くも第9節。前半戦の最終節となりました。
ここまで近鉄ライナーズは2勝6敗と惜敗が続き、中々勝利に恵まれず苦しいシーズンとなっております。
しかし、ライナーズはまだまだこんなもんじゃない。
坪井監督の下、春から厳しい練習を重ね切磋琢磨し1歩1歩確実にチームは成長を遂げてきました。
選ばれた23人の選手達はライナーズの誇りを胸にその成果をグラウンドで体現しなければいけません。
とにかく相手より1点でも多く点数を取り、そして勝利し良い形で前半戦を終えたいところです。

対戦相手のHonda HEATは、7人制日本代表のレメキ選手、ニュージーランド代表cap1マサンガ選手、オーストラリア代表cap35イオアネ選手など強烈なランナーを揃え、勝ち星こそないもののその爆発力には要注意のチームです。

12月からの後半戦に繋げる為にも絶対に負けられない戦い。
近鉄ライナーズのキックオフでゲームが開始されました。

【前半】
8分、敵陣10mライン近鉄ボールラインアウト、短いパスでボールを繋ぎ5番トンプソン選手、6番タウファ選手、8番ラトゥイラ選手など強いランナーがホンダディフェンスラインを突破しに身体をぶつけます。対するホンダもハーフからパスを受ける一人目のプレーヤーに対して思い切り前へ出てプレッシャーをかけてきます。身体と身体をぶつけ合い、激しい攻防が続きます。少しずつ近鉄のアタックが前に出始め、ミスなく攻撃を継続すること26フェイズ!トライまであと少しの所でホンダがたまらず反則。近鉄ペナルティゴールを選択。重光選手のゴール決まり3-0。粘り強く攻撃を続けまずは3点。先制点を奪います。

14分、自陣10mライン付近ホンダの攻撃、近鉄がボールを奪いターンオーバー9番金選手が裏にキックを蹴ります。そこからホンダのカウンター攻撃、中盤までボールを戻されラックから左へ8番デイヴィッド選手→10番朴選手→13番マサンガ選手→5番トゥパ選手→11番生方選手へとボールが渡ります。近鉄15番野口選手が懸命のタックルで相手を倒しますが、バインドが外れたところすぐに立ち上がられてしまいそのままトライを許します。朴選手のゴールキック決まり3-7。

16分、トライを取られた直後のキックオフ、ホンダ10番朴選手からのロングキックをキャッチした近鉄15番野口選手のカウンター攻撃、ディフエンスラインの裏を狙った小さいキックをホンダ9番山路選手にすれ違いざまにキャッチされそのまま走られます。近鉄14番島選手が懸命に追いかけますが内にフォローについたホンダ13番マサンガ選手にボールを回され、そのまま走りきられトライ。朴選手のゴール決まり3-14。

いつもの粘りのあるディフェンスはどこへいってしまったのか、あっという間の2分間で2トライを奪われてしまいます。
嫌なムードが漂う近鉄。それを一蹴したのが5番トンプソン選手でした!

19分まずはキックオフ、重光選手が蹴ったボールを猛追するトンプソン選手がそのままダイレクキャッチ!一気に敵陣22mラインまで攻め込みます!その後フェイズを重ね12番ファインガ選手が突破をはかり、素晴らしいオフロードパスで3番前田選手へとボールを繋いで出来たポイントから右へ展開。10番重光選手→15番野口選手→5番トンプソン選手とボールが渡りホンダディフェンスラインの僅かなギャップを一気に走り抜けそのままトライ!!重光選手のゴール決まり10-14
近鉄にとって貴重な追加点。

射程圏内へとホンダを追い詰めますが、この日少し反則の目立つ近鉄。
前半終了までに、近鉄1本、ホンダ2本とお互いにペナルティゴールで得点をし13-20と点差を縮められないまま試合を折り返します。

~前半終了~

【後半】
7分、後半何とか追いつきたい近鉄はホンダの外のスペースにボールを動かしゲインを重ねますが、外側で抜け出した後のサポートの一瞬の遅れから相手にボールを奪われてしまいます。

逆に今度はホンダの連続攻撃に自陣まで攻め込まれ、大きく抜かれることはないもののブレイクダウンで我慢しきれずに反則。ホンダペナルティゴールを選択。朴選手のゴール決まり13-23

11分、敵陣10mライン近鉄ボールラインアウト、左へ展開12番ファインガ選手→10番重光選手→14番島選手へと渡ったところで相手に掴まります。そこでホンダ13番マサンガ選手がノットロールアウェイの反則。近鉄ペナルティゴールを選択。重光選手のゴールは外れ得点そのまま13-23

18分、ハーフウェイラインホンダボールラインアウト、近鉄単純なラインオフサイドの反則。ホンダペナルティゴールを選択。朴選手のゴール決まり13-26。

近鉄自陣での反則でホンダに確実に得点を重ねられじわりじわりと点差が広がってきます。

23分、敵陣22mライン付近近鉄ボールラインアウト、後ろにそれたボールを途中出場の20番堀選手が上手く拾い突進、前半同様短いパスで近いエリアを身体をぶつけながボールを継続しゲインを重ねる近鉄。こちらも途中出場の21番森選手が素早くボールを捌きテンポを作ります。8番レプハ選手のサイド攻撃で出来たラックから3番前田選手がそのままボール持ち出し、さらにもう一度4番ストーバーク選手が拾い上げ、前にいたディフエンスを振り払いながらそのままインゴールへトライ!!重光選手のゴール決まり20-26。

粘り強くアタックを継続すればしっかりとトライを取れることを証明した近鉄。
後はどれだけボールを保持できるか。
残り時間15分、逆転へ向けて一気に加速していきたいところです!

30分、自陣10mラインホンダボールスクラム、ホンダ8番デイヴィッド選手のサイドアタックに対して近鉄がノットロールアウェイの反則。ホンダペナルティゴールを選択。朴選手のゴール決まり、20-29。

35分、残り時間を考えても逆転の為にはトライが必要な近鉄、自陣から果敢にボールを回し攻撃を継続、敵陣22m付近まで攻め込んだ後の攻撃、10番重光選手から内側23番田中選手にボールが渡り突進、倒れたところ絡まれボールを奪われます。

そこからホンダのカウンターアタック、14番レメキ選手が仕掛けて内側走りこむ21番小西選手にボールが渡り、そのまま約70mを走りきられトライを許してしまいます。朴選手のゴールきまり20-36。

~試合終了~

近鉄ライナーズ 20-36 Honda HEAT

近鉄粘りのディフェンスが機能せず、反則から失点を重ね終始ホンダにリードを奪われたまま7敗目を喫してしまいました。

【監督記者会見コメント】
「昨年から2年連続での奈良県でのトップリーグの試合ということで、天気も良く近鉄の沿線ということもあり沢山のファンの方に応援に来ていただき、とてもよい環境でプレーできたことを幸せに感じております。前節のサニックス戦からしっかりと自分達にフォーカスして準備してきましたがこのような結果となってしまいました。ウインドウマンスがあるのでしっかりとチーム力、戦力を整えて次のホーム花園での試合ではしっかりと巻き返しができる準備を進めて行きたいと思います。」

【豊田キャプテンコメント】
「すごく素晴らしいグラウンドで、沢山のお客様の前でプレーできたことを嬉しく思います。試合の内容は相手がどうこうではなく実力不足です。只それだけです。次の試合まで1ヶ月空くのでそこでしっかり修正して後半戦に挑みたいと思います。」

トップリーグ前半戦が終了致しました。沢山の近鉄ライナーズサポータの皆様応援どうもありがとうございました。
2勝7敗、勝点12、順位13位。

中々結果が出ない苦しい前半戦となりましたがまだシーズンが終わったわけではありません。
そしてこのままで終わるライナーズではありません!
大事なのはこの現実をしっかりとチームで受け止め、今から1ヶ月どう動くかです。
後半戦までの期間を有効に活用し、もう一度最高の準備を整えて花園でのトップリーグゲームに挑みます!

これからのライナーズにもう一度サポーターの皆様からの熱い御声援をどうぞよろしくお願い致します!!

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