タスマン地方留学5週目
中村友哉です。
4週目の週末は、僕たちが帰国するまでの最後の連休ということもあり、個人的にずっと行きたかったテカポ湖に行ってきました。

テカポ湖は、南島の中央部に位置するターコイズブルーの湖で、絶景スポットとして有名です。また、国際ダークスカイリザーブ(星空保護区)にも認定されており、世界でも有数の星空観測地として知られています。
あいにく僕が訪れた日は霧がかっていて星空は見られませんでしたが、それでも自然の雄大さを感じることができました。
ネルソンからは少し距離があるため、まず飛行機でクライストチャーチまで1時間、その後レンタカーで約3時間かけて自力で向かいました。途中、Fairlie(フェアリー)という町で、サーモンパイで有名な「Fairlie Bakehouse」に立ち寄り、ベーコンとサーモンのパイをいただきました。
大自然を横目に、気持ちのよいドライブを楽しみました。マウントジョン展望台からの景色はまさに絶景で、とても感動しました。


日曜日の今日は、ホームステイ先に孫たちが遊びに来ていたので、一緒に遊びました。子どもの英語は容赦がなく、伝わらないとポカーンとした顔をされるので、いい勉強になります(笑)。

ラグビーでは、NPC所属のTasman Makoの練習が本格的に始まり、翔くんと共に日々トレーニングに励んでいます。
スーパーラグビーで活躍する選手から、21歳前後の若い選手までさまざまな層の選手が集まり、ラグビーで生きていこうと真剣に努力する環境に身を置くことで、多くの刺激と学びを得ています。
ミーティングはすべて英語で、正直かなり苦戦していますが、
「今の説明はこういう意味?」と周囲の選手に自分から確認したり、雰囲気や流れを感じ取ってプレーに集中できるよう努めています。
この期間中は、ポジション別のキックセッションや、ボクシングトレーニングなど、さまざまなプログラムも用意されています。
ラグビーの場面でも、生活の場面でも、ドムや現地のチームメイトが僕や翔に対して、本当に親切に接してくれていることに日々感謝しています。

実際に海外に来て生活してみて、自分自身に問いかけることがあります。
「日本で、僕は海外から来た選手にここまで気を配れていただろうか?」と。
そう考えるたびに、ホームステイ先の方々をはじめ、たくさんの人に支えられてこの貴重な経験ができているのだと、あらためて実感します。
残り2週間となりましたが、感謝の気持ちを忘れずに、最後まで全力で頑張りたいと思います。
