近鉄ライナーズ |
85-7 | 大阪府警察 |
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FULL TIME | ||||
21 | 前半 | 7 | ||
64 | 後半 | 0 | ||
詳細 |
レフリー:久保修平
アシスタントレフリー:山本篤志 / 庵奥后郎 /
マッチサマリー
晴天に恵まれた6月2日(金)に東大阪市多目的球技広場で今シーズンの近鉄ライナーズ強化試合の第1戦が行われました。対戦相手は、大阪府警。平日の試合にもかかわらず多くのファンが駆けつけてくれました。
この時期の試合は、新しい取り組みの実戦での確認や、全選手の経験値アップなどが大きな目的となりますが、選手個人にとっては開幕に向けて自らのパフォーマンスをアピールすることが大切で、出場機会を得た選手は、1分1秒も無駄にすることはできません。春から取り組んできたことを実戦で結果に結びつける必要があります。
ゲームは、大阪府警のキックオフミスからスタートし、攻撃権を得たライナーズが大半の時間を敵陣でゲームを進め攻め続けますが、大阪府警の激しいディフェンスになかなかリズムがつかめません。今季からSOにコンバートされた吉井が巧みなパスワークで左右に大きくボールを動かし、2年目尾池やベテラン村下の好守にわたる活躍、スピードを生かした島のトライなどで21-7とリードして前半を折り返しますが、攻め手を欠きリズムをつかむことができません。
後半は、前半攻め続けたのがボディブローのように効いたのか、攻撃にリズムが出てきて徐々にライナーズのペースになってきます。萩原とティーポレの両FLが接点でのコンタクトでプレッシャーをかけ、矢次、田中(優)の両WTBがボールを前に運びます。ディフェンスでは、高島や才田が猛アピール。最終スコアは、85-7でノーサイドとなりました。
この試合、80分を通じてスクラムでプレッシャーをかけ続けることができたこと、システムを見直したディフェンスでは前に出ての精度の高いタックルができたことが収穫でした。前半の相手の捨て身のラッシュディフェンスにも大きくテンポを乱されず、新しいアタックの取組みを随所で出せたこともチームにとってはポジティブな事でした。
前日に来日した、セミシ・マシレワ選手もこの試合を観戦。新加入の選手もそれぞれの持ち味を出し、楽しみなシーズンがスタートしました。
2017年のライナーズにご期待ください。