LIXIL CUP2016(順位決定トーナメント) 第3節 7位・8位決定戦
(土) 11:40 K.O.
 
パロマ瑞穂
 
近鉄ライナーズ
22-17 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
FULL TIME
0 前半 17
17 後半 0
詳細



入場者数:2440人 天候:くもり/微風
レフリー:麻生彰久(日本協会A)
アシスタントレフリー:河野哲彦(日本協会A1) / 浅田幸臣(関西協会) / 中村貴亮(関西協会)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶近鉄 23アンドレ・テイラー

MEMBER

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マッチサマリー

1月23日(土)11時40分キックオフ
近鉄ライナーズ 対 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦がパロマ瑞穂ラグビー場(愛知県)で行われました。
今シーズンのトップリーグ、4度目となる瑞穂ラグビー場。相手はトップリーグで2度目の戦いとなるNTTコミュニケーションズ。

今シーズン最後の試合
「集大成」を示す
最後の最後まで「REVIVE」し続ける
勝って締めくくる

最低気温0度。凍てつく風が吹き、時折雪がちらつく中、試合は行われました。
近鉄はCTB吉川が今シーズントップリーグ初スタメンに入ります。また2試合ぶりにFL辻選手がスタメンに入ります。

対するNTTコムは、前回の試合(7節)でスタメンだった抜群のキック力を誇るSOヤンチース選手と日本代表で破壊力抜群のアタックを誇るマフィ選手がリザーブに控えます。

NTTコムのキックオフで試合が開始されます。

【前半】
5分(NTTコム)近鉄陣ゴール前10m付近、NTTコム アタックのラックで近鉄がオーバーザトップの反則。ペナルティゴールが決まり、0-3。

15分(NTTコム)近鉄陣22mライン付近、NTTコム アタックのラックからBKにパスアウト、10番小倉選手から味方の背中を通すようなパスで12番石橋選手へ。石橋選手はタックラーを一人払いのけ、ディフェンダー2人につかまれながらもうまくスリ抜け、中央にトライ。ゴールも決まり、0-10。

22分(NTTコム)ハーフウェイライン付近、近鉄9番金選手がハイパントキックしたボールがお互いのキャッチコンテストにより転がります。そのボールをNTTコム10番小倉選手が拾い上げダッシュしゲイン、その後13番カラウリアヘンリー選手にスイッチパスし近鉄22mライン入ったところまでゲインし、最後は7番金選手にパスを繋ぎ、そのままトライ。ゴールも決まり、0-17。

~前半終了~

【後半】 
12分(近鉄)NTTコム陣ゴール前10m付近、反則の繰り返しでNTTコム5番ロス選手にイエローカードが出ます。10分間のシンビン。ここで近鉄はスクラムの選択をします。

前半劣勢だったスクラムでしたが、この時とばかりにプッシュをかけNTTコムにプレッシャーを与えてから9番金選手がパスアウト。パスをうけた後半から出場の23番テイラー選手が大きく外側にスワーブをきってタックラー1人を抜き去り、そのままのスピードでディフェンダー2人にタックルされながら右隅にトライ。圧巻のトライでした。
その後のゴールは決まらず、5-17。

27分(近鉄)NTTコム陣ゴール前5mライン、近鉄ボールラインアウト、前方でキャッチ後モールを前にずらすようなかたちで一気にゴールライン寸前まで前進しラック、その後近場を力強くボールキャリーし2フェイズ重ねます。
ラックから後半途中出場の20番ラトゥイラ選手がパスをうけ、ラックサイドをフットワークを使いディフェンダー3人引きつけ、8番スピース選手へ技ありのオフロードパス。スピース選手はそのままインゴールに飛び込みトライ。10番重光選手のゴールも決まり、12-17。

36分(近鉄)NTTコム陣ゴール前5mライン 近鉄ボールスクラム、左オープンに展開します。FW・BKが一体となって、グラウンドを大きく使った集中力のある怒涛のアタックで14フェイズ重ねラック、15番テイラー選手が左オープンにパスアウトし、1番豊田キャプテン→16番永下選手にパスを繋ぎます。永下選手はNTTコム20番マフィ選手のタックルでプレッシャーを受けボールを後方に逸らします。そのボールを20番ラトゥイラ選手がうまくカバーしキャッチ、順目にパスし一度バウンドしたボールを後半から出場の22番三原選手がキャッチし粘り強く前進しラック、5番松岡選手がすぐにパスアウト、パスをうけた豊田キャプテンは判断良く前にスペースができた12番吉川選手へ二人飛ばしパス、吉川選手は渾身の力を込めた突進で2人にタックルされながらインゴールに飛び込みトライ。ゴールは決まらず、17-17。
残り4分で同点に追いつきます。

39分(NTTコム)リスタートのキックオフボール、近鉄にノックオンオフサイドの判定。
近鉄陣10mラインからNTTコムはペナルティゴールを狙います。キッカーはキックの名手ヤンチース選手。
いつものルーティン後、キックしたボールはゴールポストの左に逸れます。17-17。

その後、NTTコムがボールをタッチに蹴り出し、同点のまま後半終了。
日本ラグビー史上初となる延長戦に突入します。延長戦は10分間のサドンデス。

3分(近鉄)キックオフボールを10番重光選手が敵陣深く蹴り込みます。NTTコムもエリアをとるためタッチを狙って大きくキックを蹴り込みますが、15番宮田選手がハーフウェイライン付近、タッチラインギリギリのところでボールをキャッチし23番テイラー選手へパスを繋ぎます。テイラー選手は鋭く縦を突きラック。その後近鉄は、一つもミスが許されない極限状態の中、24フェイズ重ねます。
最後はゴールライン寸前のラックから、16番永下選手がパスダミーを入れ、NTTマフィ選手の内側に空いたスペースを突き、トライ。歓喜の瞬間でした。

日本ラグビー史上初のサドンデスを制した近鉄。最終戦に最高の「REVIVE」を体現しました。

【前田監督(記者会見コメント)】
大変寒い中、試合会場まで足を運んでいただいたファンの皆さまに感謝申し上げます。
「最終戦を、勝って締めくくろう」という目標のもと、一週間準備をしました。最後まで攻める姿勢を貫いてくれた選手を称えたい。勝因はそれに尽きます。この場をお借りして、関係者全ての皆さまに感謝を、また、ラグビーを盛り上げていただいたメディアの方にもお礼を言いたいです。この2~3年は競った試合をことごとく落としていましたが、今シーズンはギリギリの試合を勝ちきることができました。成長したシーズンだったと思います。これをスタンダードにして、来シーズンも戦っていきたいです。」

【豊田キャプテン(記者会見コメント)】
「寒い中応援したくださった両チームのファンの皆さまに感謝したいです。
試合を通して、上手くいかないことも多かったが、我慢してトライを獲れるところで獲りきることができたところは、チームの成長を感じました。
今シーズンは上位に入ることができました。これを来シーズンに繋げてトップチームに挑戦していきたいです。」

これで、トップリーグの最終順位は7位となり、今シーズンの公式戦は全て終了いたしました。今シーズンも熱いご声援をいただき、誠にありがとうございました!

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