ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第15節
(土) 11:45 K.O.
 
東大阪市花園ラグビー場
近鉄ライナーズ
26-24 豊田自動織機シャトルズ
FULL TIME
7 前半 12
19 後半 12
詳細



入場者数:3181人 天候:晴れ時々くもり/強風
レフリー:平林泰三(日本協会A)
アシスタントレフリー:吉浦忠孝(日本協会A1) / 立川誠道(日本協会A1) / 小原淳一(関西協会)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶近鉄 1豊田大樹

MEMBER

▶メンバー表PDFはこちら
 
   
   

マッチサマリー

1月14日(土)11:45キックオフ
近鉄ライナーズ 対 豊田自動織機シャトルズが東大阪市花園ラグビー場で行われました。

日本中を大寒波が襲い、今季一番の厳しい寒さと激しい風の吹く花園ラグビー場。会場には3181名の観客が訪れ、近鉄ライナーズのサポーターの皆様にも約2500人御来場いただきました。会場には多くの近鉄ライナーズの旗が舞います。

8月26日より開幕しましたジャパンラグビートップリーグもいよいよ最終節。
現在ライナーズは10月1日のクボタスピアーズ戦の勝利を最後に9連敗、勝ち点14の15位。入替戦への出場が確定しています。

入替戦に臨むにあたって一つでも順位を上げておきたいライナーズ。チームの強みであるスクラムを武器に13位の豊田自動織機シャトルズに挑みます。
改修工事前最後のトップリーグゲームとなる花園ラグビー場。
ホーム花園での勝利がないままシーズンを終えることなんてできません!

ライナーズのプライドを懸けた闘いが始まります。

【前半】
前半風下の近鉄、13番ファインガ選手15番テイラー選手を中心にゲインラインを突破しいいリズムでアタックしますが後一歩のところでミスがおきてしまい攻めているのにもかかわらず中々スコアできない嫌な展開。お互いにペナルティゴールを1本ずつはずし、前半20分が過ぎても0-0のままスコアは動きません。

22分、自陣10mライン近鉄ボールスクラム、近鉄スクラムを崩すコラプシングの反則。豊田自動織機ペナルティゴールを選択。豊田自動織機10番グリーン選手のペナルティゴール成功0-3

30分、自陣10mライン付近豊田自動織機ボールスクラム、右側狭い方に1つポイントを作り折り返してきたところで近鉄がオーバーザトップの反則。豊田自動織機がペナルティゴールを選択。豊田自動織機10番グリーン選手のペナルティゴール成功0-6

じわじわと点差をあけられますがこの日の近鉄に焦りはありません。
34分、敵陣22mライン近鉄ボールスクラム、スクラムをぐっと押し込み右サイドへ9番金選手が切り込みます。そこからもう一度右へ1番豊田選手が突進、ラックから素早くパスアウトし今度は左へ、10番重光選手が少しずらしたところへ15番テイラー選手が走りこみゲインし今度は13番ファインガ選手が勢いよく縦に突進。ディフェンス二人を引きずりながらトライまでもう少しのところまでボールを運びます。そこからもう一度15番テイラー選手が走りこみます。小細工一切なし。シンプルに縦に縦にゲインを重ね最後決めたのはこの人。先ほどボールを持ってラックを形成していた13番ファインガ選手が素早く立ち上がり再度突進!トライラインに飛び込みます!!

まさに「MOVE FIRST」お手本のような早い動き出しで見事なトライ!!
12番野口選手のゴール成功7-6、逆転!!

37分、自陣22m付近豊田自動織機ボールラインアウト、豊田自動織機11番ヴァカ選手の突進を食い止める近鉄ですが反則を犯し豊田自動織機にアドバンテージが出ます。そこから豊田自動織機10番グリーン選手がドロップゴールを狙い成功。7-9

再度逆転を許します。
前半終了間際にもう一本ペナルティゴールを決められ7-12

~前半終了~

5点ビハインドで前半終了。
激しい風が吹く花園ラグビー場、前半風下の近鉄は良く耐え我慢の前半となりました。

後半の巻き返しに期待です!

【後半】
5分、敵陣22mライン右側豊田自動織機ボールをターンオーバー、すぐさまボールを大きく動かし15番テイラー選手が持ち前のスピードを活かし大きくゲイン。その後4番ストーバーク選手、3番前田選手、2番樫本選手がテンポ良くサイドをつきトライラインまであと10m。少し停滞した後9番金選手から狭いサイド左側、二人をとばし大外で待つ12番野口選手にパスアウト。ライン際を這うように進み残り5m。続いて反対サイドを7番辻選手が強いボールキャリーでついてもう一度左に12番野口選手が走りこみトライ!!後半開始早々勢いのあるアタックで同点とします。野口選手のゴールはずれ12-12

12分、自陣10mライン付近豊田自動織機ボールスクラム。右に展開してから折り返しのプレー、ディフェンスのギャップを突かれ豊田自動織機11番ヴァカ選手が抜け出します。15番テイラー選手と1対1のシチュエーションで裏にボールを転がされ両チームで追いかける展開に。1番豊田選手、9番金選手が懸命にボールを追いかけますがTMO(テレビマッチオフィシャル)の結果豊田自動織機のトライとなります。豊田自動織機10番グリーン選手のゴール成功12-19

17分、敵陣ゴール前5m近鉄ボールラインアウト。試合をとおして優位に立っているモールで猛プッシュ!豊田自動織機たまらずコラプシングの反則、近鉄にアドバンテージが出たところでバックスに展開12番野口選手→10番重光選手→14番森田選手とボールを繋ぎラックから逆サイドへ。ボールを受けた10番重光選手が大外11番宮田選手へキックパス!綺麗な放物線を描いたボールはすっぽりと宮田選手へ入りそのままトライ!!12番野口選手のゴール決まり19-19 

再度同点!!

26分、近鉄フォワードが魅せました!!ゴール前5mスクラム。圧倒的な力の差を見せつけ何度もプッシュをかける近鉄。25分に豊田自動織機3番川崎選手が反則の繰り返しで10分間の退場となりその直後のスクラム。6番トンプソン選手を中心にフォワード全員で意思統一を図ります。9番金選手のボールインと同時に一気にプッシュ!!そのままインゴールまで押し込み見事なスクラムトライ!!春からずっと積み上げてきた成果をここ一番で発揮しました!!バックスの選手も駆け寄りフォワードを讃えます!12番野口選手のゴール成功26-19

試合終了間際、豊田自動織機にトライを奪われますがゴールキックははずれ26-24
そのまま逃げ切り試合終了!

~試合終了~

近鉄ライナーズ 26-24 豊田自動織機シャトルズ

長い長いトンネルからようやく抜け出すことができました!!
スクラム、モールとライナーズの強みを全面に押し出しての勝利、勝ち点4を獲得です。

他会場での結果も含め、最終近鉄ライナーズは総勝ち点18の13位という結果でトップリーグを終えました!

【坪井監督コメント】
「本日は天気予報でも大寒波という予報にも拘わらず沢山のサポーターの皆様にご来場いただき本当に感謝申し上げます。また今日の試合に際し大阪協会、関係者の皆様にも改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました。本日はリーグ戦最終節ということで選手には最高の今年のチームスローガン「MOVE FIRST」を体現して春から努力し積み上げてきたスクラムでしっかり押し込みファンの皆様にしっかり魅せようということで臨みました。結果的に中々ミスも多く攻め倦む場面もあったのですが力をいれてきたモールとスクラムで圧倒し最後はスクラムトライもとってくれたので素直に嬉しかったです。本当に選手はこの寒さを吹き飛ばすような最後まで熱い戦いをしてくれたと思います。次戦の入れ替え戦に向けてまたチームを引き締めて今年のライナーズのスタンダードを示したいと思いますので引き続きどうぞよろしくお願い致します。」

【豊田キャプテンコメント】
「もう何ヶ月も勝ててなかったので勝てたことが嬉しいです。只ミスも多くいらないトライも取られてしまったところもあるし、ペナルティも多く3点を与えてしまったところもありますし修正するところはしっかりと修正しないといけないと思っています。この試合に向けて準備したことをトップリーグ最後の花園でしっかりと体現できたことはよかったと思います。入替戦でも自分達の強みをどんどん出していきたいと思います。」

入替戦の対戦相手は九州電力キューデンヴォルテクスに決定しました。
会場は東大阪市花園ラグビー場、13時キックオフ!!

シーズンラストのゲーム、最後までチーム一丸最高の準備で試合に臨みますのでサポーターの皆様、最後まで近鉄ライナーズの応援よろしくお願い致します!

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