近鉄ライナーズ |
7-19 | 豊田自動織機シャトルズ |
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FULL TIME | ||||
7 | 前半 | 0 | ||
0 | 後半 | 19 | ||
詳細 |
レフリー:真継丈友紀
アシスタントレフリー:浅田幸臣 / 岡田照明 /
マッチサマリー
11月18日(土)、愛知県刈谷市の豊田自動織機グラウンドで豊田自動織機との練習試合が行われました。12月のトップリーグ再開に向け、最後の練習試合となります。若手主体で臨んだ先週のヤマハ戦とは違い、イオプアソ、ティーポレなど外国人選手もメンバーに入り、公式戦を想定した布陣で挑みます。
【前半】
前日から続く大雨が残るなかキックオフ。序盤は豊田自動織機のプレッシャーに耐える時間が続きます。スリッピーなコンディションで長い時間のディフェンスを余儀なくされますが、早く前に出て勢いを止め、前進を許しません。PR豊田、FL辻を筆頭にFWのナイスタックル、SO吉井のキックを中心にしたエリアマネジメントで徐々に敵陣へ入ります。
前半12分、相手ペナルティーから敵陣22m内に攻め入りマイボールラインアウトを得ます。これをクリーンにキャッチし、モールを組むと豊田自動織機のモールディフェンスを約20メートル押し切ってインゴールへ。HO樫本がグランディングして先制します。SO吉井のコンバージョンも成功して、7-0とリードします。
その後はキッキングゲームが続きます。FW・BKともによく声を出し、コミュニケーションをとって相手のディフェンスのいないところへボールを運び、優位に試合を進めます。ディフェンスに回ってもボールが動く前に確実に止め、豊田自動織機に打つ手のないキックを蹴らせてマイボールにするなど、自由に動かせません。
前半終了間際の37分、相手のロングキックをうまく処理してギャップを見つけると、FBマシレワがビッグゲイン。CTB井波がゴールライン寸前まで持ち込みますが一歩届かず。スコアには至りませんでしたが、終始ペースを掴み7-0のまま前半を終えます。
【後半】
後半は開始とともにガラリとメンバーを入れ替えます。LOストーバーク、No.8ティーポレといった外国人選手に加え、LO尾上、SH住吉といった新人も入り、良い流れの継続が期待されました。
開始早々、HO王がブレイクダウンでノットリリースザボールを奪うなど、幸先のいいスタートを見せます。しかし、徐々にフィジカルで押され、ペナルティーが増えます。同時に自陣22m内でのプレーが多くなり、後半7分にはラックから押し込まれてトライを献上。コンバージョンも決められて7-7の同点に追いつかれます。
その後もミスでチャンスを逃すなど、前半のようなリズムを取り戻せません。後半21分には、またもペナルティーから22m内に入られてモールで押され、トライを奪われ7-12。さらに27分にもトライを奪われ7-19と厳しい展開になります。
点差の開いた終盤は、ゲインを試み外へボールを回そうとしますが孤立するシーンも多く、流れを取り戻せないまま試合終了。 7-19で敗戦しました。 前半はライナーズのラグビーを体現できましたが、後半に弱いところが出てしまいました。
前半できていたことと後半に継続できなかったことを反省し、12月のトップリーグ再開に向けて準備していきます。ご声援のほど宜しくお願いします。