近鉄ライナーズ |
64-29 | 清水建設ブルーシャークス |
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FULL TIME | ||||
31 | 前半 | 3 | ||
33 | 後半 | 26 | ||
詳細 |
試合映像(ダイジェスト)
レフリー:佐々木裕司
アシスタントレフリー:山本篤志 / 八木聖也 / 嵯峨慶二
MEMBER
マッチサマリー
11月17日、近鉄ラグビー90年の歴史の節目となるシーズン、トップチャレンジリーグが開幕しました。
大型補強、若手の台頭を経て挑む初戦は、大阪・ヤンマーフィールド長居にて清水建設と。ほぼ満員となる5068人の声援に後押しされ、13時に清水建設ボールのキックオフで試合がはじまりました。
開始早々ライナーズが力を見せます。前半6分、ペナルティから得た敵陣深くでのマイボールラインアウトからモールドライブ。しっかり押し込んで、SHライアンがサイドへ回りトライ。CTBステイリンのゴールも決まって、7-0と先制します。
スクラムは優勢、ラインアウトもミスなく確保。しかしコンタクトでボールを奪われることが多く、先制トライの勢いをかってトライラッシュとはいきません。
なんとか奪った2トライ目も、ラインアウトからでした。前半24分、22mライン付近左でしっかりボールをキープすると、右へ展開してWTBジョシュアがギリギリ飛び込んでトライ。12-0とします。
PGで3点を返されますが、ここからライナーズのアタックでトライを量産します。
30分、相手陣10m付近のスクラムからSOクーパーがテンポ良くボールを回し、左でSHライアンそしてCTB森田でゲインします。そして、1番外でWTB南藤へつなぎそのままインゴールへ。17-3でリードを広げます。
さらにリスタートのハイボールをLOストーバークが確保して、そのままゲイン。フォローするSHライアンがさらに抜けて、その外WTB南藤につなげて一気にトライを奪います。コンバージョンも決まって24-3。それぞれが役割を果たし、怒涛の攻撃を見せます。
さらに36分、今度はFBマシレワが個人技でトライを取り、31-3で前半を終了。
新生ライナーズをアピールして後半に入ります。
後半の入りも上々でした。後半2分にラインアウトを得ると、良いテンポの展開からFBマシレワが2トライ目を奪い38-3。
しかし、直後に清水建設にキックパスを右奥に通されてトライを奪われ、38-8。
ライナーズも反撃。7分にWTBジョシュア、9分にロロがトライを奪い52-8としますが、生命線の組織的プレーよりも個人技に頼るシーンが多くなります。
そして、ディフェンスの隙が多くなった後半15分、17分と連続で清水建設にトライを許すと、お互いにトライを奪い合う展開に。
ノーガードの打ち合いのような後半40分を過ごしてしまいました。
結局、ライナーズの計10トライに対し清水建設が4トライ。68-29で試合が終了しました。
試合を通して、うまくシステムを機能させたシーンとリンケージへの意識が低いプレーとが出てしまい、勝ちはしたものの課題が多く残る試合になりました。
第2節は11月24日に豊田自動織機と花園ラグビー場にて対戦です。今シーズンのターゲットとなる試合に向け、課題を解決し最高の準備をしていきます。
今後ともご声援よろしくお願いします。