近鉄ライナーズ |
52-0 | 中国電力レッドレグリオンズ |
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FULL TIME | ||||
14 | 前半 | 0 | ||
38 | 後半 | 0 | ||
詳細 |
レフリー:小川兼司
アシスタントレフリー:立川誠道 / 河村 /
マッチサマリー
2020年11月21日、近鉄ライナーズは中国電力レッドレグリオンズとの練習試合を開催しました。
ヤマハ戦から2ヶ月ぶりとなるゲームは、花園第2グラウンドにて有観客で実施。若手の選手を中心に、29名のメンバーで挑みました。
強風が真横に吹くなか、中国電力のキックオフで試合がスタート。
前半はライナーズにペナルティが多く、ゲームの流れは相手に。自分たちのペースで試合を運べず、20分を過ぎても得点することができません。
スコアが動いたのは、31分でした。ゴール前マイボールのスクラムから押し込むと、中国電力がコラプシング。認定トライで7-0とします。
このトライでようやくペースをつかんだライナーズ。
41分、相手陣22m内で連続アタックを仕掛け相手のディフェンスを乱すと、ルーキーの13片岡が抜けて中央にトライをあげます。
10吉本のGも成功し、14-0に。ライナーズリードで前半を終えます。
後半はメンバーを大きく変更し、リフレッシュ。
前半に多かったオフサイドやスクラムでのペナルティが修正され、後半は自分たちのペースに持っていきます。
テンポよく攻めるライナーズは、後半10分、相手ボールを10吉本がターンオーバーしそのままトライ。21-0とします。
セットプレーでも勝り、後半15分にはラインアウトから23野中がトライ。
FWで前へ出て、ボールを展開する流れを作っていきます。
勢いに乗るライナーズは、まだまだ得点を重ねます。
後半22分は新加入のメンバーでのトライが生まれます。ロングパスで吉本、小野木、片岡でボールを回し左隅にトライ。
さらに26分は21ワクアがボールを奪うと長い足を活かして自陣から走りきって独走トライを奪います。相手を突き放し38-0に。
ライナーズに新しい風を吹き込むメンバーの進撃に、会場から拍手が。
ブレイクダウンでも勝り、ボールを確実に自分たちのものにします。
30分に相手陣ゴール前マイボールのスクラムからFWで攻め続け、23野中が2本目のトライ。ゴール前での攻防を制します。
37分には21ワクアがゲインを切ってゴール前へ迫ると、住吉、シリベヌシィと左へつないで、最後は片岡が本日3本目のトライ。
若手選手の活躍が目立ち、合計8トライの52-0で試合終了。前に出るディフェンスで相手の得点を許さず、無失点での勝利となりました。
後半は相手より早く動いて自分たちがやりたいことをできましたが、相手にチャンスを与えてしまう場面もありました。
アタックの精度をさらにあげ、ライナーズの形を作っていきます。
公式戦開幕まで残り2ヶ月を切りました。
ライナーズはこれから秋の合宿に入り、次戦は12月12日、神戸製鋼コベルコスティーラーズとの練習試合となります。
シーズンに向け、進化したライナーズをみなさんにお見せできるよう、今まで以上に気を引き締めて挑みます。
引き続きのご声援、よろしくお願いします。