近鉄ライナーズ |
7-54 | パナソニックワイルドナイツ |
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FULL TIME | ||||
7 | 前半 | 7 | ||
0 | 後半 | 47 | ||
詳細 |
試合映像(ダイジェスト)
レフリー:北村浩士
アシスタントレフリー:久保修平 / 飯田真治 / 真鍋翔太
MEMBER
マッチサマリー
4月25日、今シーズンの目標「トップ8」に挑む戦い、ジャパンラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント2回戦 パナソニック ワイルドナイツ戦が東大阪市花園ラグビー場にて行われました。
バックスタンドに向かい左から右へ強風の吹くなか、ライナーズはコイントスに勝ち風上を選択。パナソニックのキックオフで試合開始します。
開始からライナーズは強い風を活かして、SOクーパー、FBマシレワのキックを中心に陣地を稼ぎます。敵陣でもテンポの良いアタックでパナソニックディフェンスを下がらせます。
先制トライはライナーズです。16分、パナソニックのドロップアウトのボールをLOストーバークがキャッチし重ねた5フェイズめ。
ハーフウェイライン付近ラックからパスアウトしたボールを、FBマシレワからFLジェドへ。ディフェンスに体を当てたFLジェドは外にすぐフォローしていたFBマシレワにオフロードを通してビッグゲイン。フォローしたWTBジョシュアに繋ぎ、走りきって右側にグラウンディングします。CTBステイリンのコンバージョンを成功し、7-0とします。
スタンドからの大きな拍手に答え、さらに攻め手を強めるライナーズでしたが、パナソニックのディフェンスのギアが上がり前には出るも有効なアタックはできません。
そして28分、FBマシレワが外に持ち出したボールを、パナソニックはすかさずクイックリスタート。ライナーズはディフェンスが準備できておらず、早いテンポのアタックでスペースに走り込まれトライを奪われます。7-7とします。
結局前半は同点のまま終了。追いつかれたものの、SHの伸びのあるパスを起点に、CTBフィフィタ、CTBステイリンなど強いランナーを当て前に出るアタックはパナソニックにも通用していました。
後半は風下で、ライナーズのキックオフ。
早い時間にスコアして波に乗りたいライナーズでしたが後半開始早々4分に失点します。自陣ゴール前のラインアウトが乱れると、苦しい状況でタッチを切りに行ったSH佐原のキックがチャージされてしまいます。8コーネルセンにグラウンディングされ、7-12となります。
ここから徐々に余裕がなくなります。密集で後手を踏むことが増え、10分にはペナルティゴールを決められ7-15。敵陣に入ってもミスが目立ち、マイボールをキープできなくなります。裏に蹴られることも増え、体力が奪われる展開になると12分にディフェンスがパラパラと崩れトライを献上し7-22。
その後は4トライ3ゴール2PGの猛攻を受け、終わってみれば7-54の47点差。トップとの差を突きつけられる結果となりました。
これにより、ライナーズの2021年シーズンは終了しました。トップ8には届きませんでしたが、ラストゲームでトップリーグ優勝4回を誇るパナソニックにチャレンジし、得られたものを糧に来シーズンも戦っていきます。
今シーズンのご声援ありがとうございました。来シーズンからは新リーグがはじまります。引き続き近鉄ライナーズにご声援をよろしくお願いします。