近鉄ライナーズ |
43-19 | NTTドコモレッドハリケーンズ |
||
FULL TIME | ||||
24 | 前半 | 12 | ||
19 | 後半 | 7 | ||
レフリー:河野哲彦
アシスタントレフリー: / /
マッチサマリー
夏の合宿初戦。北海道北見市・東陵球技場にてNTTドコモレッドハリケーンズと対戦し、ライナーズは若手からベテラン選手までのフルメンバーで挑みました。
今回のテーマは「アグレッシブ」。アタック、ディフェンスとも攻撃的なプレーを試みます。
NTTドコモのキックで試合が始まると、蹴り合ってエリアの取り合いに。NTTドコモがやや勝って自陣でのプレーに持ち込まれますが、丁寧なディフェンスで凌ぎます。
ボールを得ると、スクラムからWTBオリビエのゲインなどでチャンスを作るも活かせず。逆に再び自陣に戻された前半13分、ゴール前のNTTドコモボールラインアウトから展開され、トライを奪われます。ゴールは外れ0-5。
先制点をあげられたものの、アタックの精度は春から向上。パスをつなげ、PR豊田やLOストーバークがキャリアとなり前進します。
16分、敵陣ゴール5mに迫ると、マイボールスクラムからSH福居が左へ。SOステイリン、CTB森田から大外にいたWTB朴につないでトライを決めます。Gも決まり7-5に。
さらに30分にはフェーズを重ねて敵陣ゴール直前に迫り、密集からピックアップしたLOストーバークがトライを奪い12-5とリードします。
しかしリスタートした33分、ターンオーバーで自陣10mラインへ戻されるとライナーズのディフェンスが整わないままトライを献上。Gも決められ、12-12と同点に。不意を突かれ崩れてしまいます。
対するライナーズは、アタックでは上回ります。ボールを持つとアグレッシブに動き、36分にはカウンターからつないでFB南藤、HO高島、FLトンプソンがゲイン。ディフェンスの遅れを突いてゴールライン目前に迫り、CTB井波からWTBオリビエにオフロードパスが渡ると、右サイドにトライ。
39分には、相手陣ゴール10m前でのマイボールラインアウトからモールを形成し、HO高島がトライを決めて24-12に。前半終盤に相手を突き放し、折り返します。
ボールをもって攻める機会が多かった前半に対し、後半序盤は防戦。
それでも、少ないチャンスを見逃さないライナーズは後半18分、途中から入っていたSHライアンがラックから素早く展開。左端にいたWTBシリベヌシィが長いパスを受け取ると、残り10mを走り抜き左端にトライします。
その後はディフェンスに徹して押し切られ、28分に1本奪われますが、リスタートした29分にすぐさま取り返します。敵陣22m内でのマイボールラインアウトからモールを押し込み、HO中村がトライ。36-19とします。
後半終了まで残り5分。NTTドコモのペナルティからSHライアンがタップしてすぐさまアタック。ゴール前で後ろから追ってきたPR山口にボールを渡すと、中央にトライします。SO野口のGも決まって43-19に。
その後は大きく崩れることはなく試合が終了。前後半とも終盤に連続トライをあげ、集中力を切らすことなくゲームを終えました。
全体的にアグレッシブさをもったプレーで、自分たちの意図したフェーズアタック、カウンターアタックができました。しかし、まだまだワークレートが足りていない場面も見られ、夏合宿でチームを再構築し、より高いレベルを目指します。
次は7月30日(月)、津別グラウンド(北海道網走)にてNTTコミュニケーションシャイニングアークスとの対戦です。引き続きご声援宜しくお願いします。
試合後の選手へのインタビューの様子をYouTubeにアップしてます。ご覧ください。