2018ジャパンラグビートップチャレンジリーグ 2ndステージ 第3節
2018年12月09日(日) 14:00 K.O.
 
金鳥スタジアム
近鉄ライナーズ
6-20 NTTドコモレッドハリケーンズ
FULL TIME
6 前半 0
0 後半 20

試合映像(関東ラグビーフットボール協会)



入場者数:4520人 天候:晴れ/弱風
レフリー:辻原潤一郎
アシスタントレフリー:橋元教明 / 小原淳一 / 西本武史
   
   

マッチサマリー

トップチャレンジリーグ2ndステージ第3節、ライナーズは昨年度までともにトップリーグで戦っていたNTTドコモと対戦しました。1位で入替戦に挑むためには16点差以上つけての勝利が必須と、厳しい条件。

大阪、キンチョウスタジアムにて14時にCTBステイリンのキックオフで試合が始まりました。

開始直後から、ライナーズは前がかりに攻めます。ノックオンなどつなぎの悪さはあるものの、ポイントへの働きかけも早くポゼッションは優位に進めます。

お互い負けられないなか、キックが多くなります。今季初戦のマツダ戦以来のスタメンになるSO野口と、CTBに入ったステイリンを中心に長く正確なキックでNTTドコモ陣内でのプレーが続きます。

10分過ぎ、NTTドコモのFBフィルヨーンがマーク。リスタートのキックをLOトンプソンがチャージします。このプレーを起点にライナーズはラッシュをかけて、FL萩原やHO高島がいい動きを見せてゴールラインに迫ります。しかし密集での攻防で後手を踏みトライには至りません。

その後もエリアでは優位に立つも、ブレイクダウンで負けるシーンが目立ちます。ボールを奪われ蹴り返され、前後に走らされ揺さぶられます。

ディフェンスは機能します。自陣に入り込まれても組織で前に進ませず、ペナルティもなく得点を与えることはありません。

前半28分、危険なタックルでNTTドコモFL辻井がシンビンに。数的優位に立ち絶対にトライを奪いたいところでしたが、1stステージで見せていたようなリンケージアタックが見られません。

36分、NTTドコモ陣内でペナルティを得るとショットを選択。SO野口がしっかり決めてなんとか3点を先制します。

勢いを増すライナーズ。連続攻撃にもテンポが生まれ、40分にはNTTドコモ陣22m内で密集でペナルティを得ます。これもSO野口が決めて6-0とし、前半を終了します。

リードして後半。追加点を奪い、7点差以上にしてNTTドコモにプレッシャーをかけたいところでしたが、先にトライを奪われてしまいます。

2分、自陣でディフェンスをしていたライナーズですが、NTTドコモCTBミフィポセチを前で止めることができず、ディフェンスが薄くなった外でトライを奪われます。コンバージョンも決められて6-7。

反撃を試み、さらにテンポを上げようとしますが前半と同じくブレイクダウンで負けてアタックを継続することができません。

9分には自陣の密集でノットロールアウェイ。PGを決められると6-10と徐々に突き放されていきます。

分が悪くなる中、プレーを続けながら徐々に有機的連携が出始めた11分。SHライアンの作るテンポから、敵陣に入り内がえしのパスなどでNTTドコモディフェンスを揺さぶります。CTBステイリンが22mライン付近右で抜け出すと、一気にゴールラインへ。しかしCTBミフィポセチにグランディングを阻止されてトライならず。

その後のスクラムからのアタックも、WTB森田の縦にサポートが遅れてノットリリースザボール。チャンスは作りますが、密集への働きかけが幾度となく遅れてトライを奪えません。

時間が進むと、セットプレーでも劣勢に立ち始めます。前半で押せていたスクラムも逆に押されるように。

ボールを待つ時間が長く、敵陣でプレーするシチュエーションも多いのですが、残り時間は刻々と減っていきます。

それに伴い無理なプレーも多くなり、ペナルティを連発。42分にはペナルティから自陣深くまで蹴り込まれ、モールにも対応できず再びペナルティ。スクラムを選択されると、ここでも押されてペナルティトライを許します。6-17。

最後は、47分。自陣でのディフェンスでオフサイドを犯し、PGを決められて6-20とされて試合が終了。終始密集での劣勢が結果に出た試合でした。

ノートライでの敗戦で、トップチャレンジリーグを3位で終えてしまいました。この試合を経て得た課題に向き合い、12月23日今季最大の目標である入替戦に向けて、必勝で順位し挑んでいきます。

引き続きのご声援、よろしくおねがいします。

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