ジャパンラグビートップリーグ2018-2019 入替戦
2018年12月23日(日) 13:00 K.O.
 
熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
近鉄ライナーズ
11-21 日野レッドドルフィンズ
FULL TIME
31 前半 18
8 後半 3

試合映像(ダイジェスト)



入場者数:1780人 天候:曇り時々晴れ/無風
レフリー:塩崎公寿
アシスタントレフリー:町田裕一 / 関谷惇大 / 川原佑
   
   

マッチサマリー

今シーズンの大目標、トップリーグとの入替戦は日野レッドドルフィンズと対戦。埼玉・熊谷ラグビー場にて行われました。
結果は11-21と敗戦し、トップリーグ復帰はかないませんでした。

風もなく、日野ボールのキックオフで試合は開始されます。
開始後しばらくは、自陣でのディフェンスが続きます。よく前に出て日野のアタックを後ろに下げていきます。
SH福居のボックスキックも有効で、しっかりチェイスして前に出させません。

11分、日野陣内でアタックを続けていると、日野がペナルティ。SOステイリンがPGを決めて3−0と先制します。
13分には自陣深くでのキック処理から、FBマシレワ、WTB森田とつなぎCTBシリベヌシィがハーフウェイライン右端からゴール前中央にキックを蹴り込みます。
それに反応したFBマシレワが中央に抑えてトライと思われましたが、キック処理時の接触がペナルティとされてノートライ。さらにPGを決められて3−3と追いつかれます。

前半の中盤に入ったあたりから、ブレイクダウンでの劣勢が見られます。クリーンにボールを出せない場面が多く、テンポをなかなか上げられません。
前半21分、日野は自陣22m付近でのマイボールラインアウトからサインプレーを見せます。
前のジャンパーがしっかり飛んでシンプルに合わせると見せかけて、その後ろのプレーヤーがラインアウトの前に回り込みます。スローワーからボールを受けるとそのままインゴールへ走られてトライを奪われ、3−8となります。

さらに29分、ここでもラインアウトから。今度はオーバー気味にスローされ、キャッチしたプレーヤーから内がえしのパスを通されてしまいます。
ライナーズディフェンスは為す術なく、トライを許して3−15。

2本連取されて焦りが見えてきたライナーズは、ハンドリングエラーや判断ミスが続きます。
スクラムも徐々に押されだして、自陣でペナルティ。PGを決められて、3−18と2トライ2ゴールでは返せない点差に広げられてしまいます。

攻めきれないライナーズのアタックは、その後も続きます。幾度となく敵陣でセットプレーを得ますが、いずれも点には至らず。終了間際に得たゴール前のペナルティーでもPGを選択せず。残り10mのラインアウトで再開するも、人数が揃っていないケアレスミスを犯してしまいチャンスを潰してしまいます。

個々のシチュエーションでは勝ることがありますが、トータルで負けていた前半。
後半、いかに修正できるかが試されましたが日野はスクラムを中心にゲームを組み立てます。
ラインアウトでもプレッシャーをかけられ、マイボールを確保できないことも度々。日野のアタックをよく防ぎ、ゲインを許しませんがライナーズのアタックの精度は時間とともに劣化します。

お互いPGを1本ずつ決めて迎えた後半34分。ようやくこの試合、ライナーズの初トライが生まれます。CTBシリベヌシィがゲインして、オフロード気味に外のWTBロテへ。左隅にグラウンディングし、11−21とします。

ライナーズは最後まで力を振り絞りましたが、その後は日野に時間を使われて試合終了。
どうしても勝たなければいけない試合で、力を発揮できなかったライナーズは、来シーズンもトップチャレンジリーグでの戦いとなります。

4月からターゲットにしてきた試合に勝つことができませんでした。そして遠方にもかかわらず駆けつけてくださった皆さまや、全国から声援を送ってくださったたくさんのファンの皆さまの期待に応えることができませんしでした。

ライナーズはもう一度顔を上げて強くなります。今後ともご声援、よろしくおねがいします。

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