近鉄ライナーズ |
19-73 | NTTドコモレッドハリケーンズ |
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FULL TIME | ||||
0 | 前半 | 47 | ||
19 | 後半 | 26 | ||
詳細 |
試合映像(ダイジェスト)
レフリー:
アシスタントレフリー: / /
マッチサマリー
12月29日(日)、ライナーズは2019年を締めくくる練習試合をNTTドコモレッドハリケーンズと行いました。
公式戦でノンメンバーだった選手たちを中心に、現在のライナーズのスタンダードが試される試合は大阪市住之江区・NTTドコモ南港グラウンドにて13時に始まりました。
開始早々、ライナーズは自陣のラインアウトからNTTドコモのアタックで後手を踏みます。ディフェンスで相手の動きに合わせてリアクションを取り対応が遅れていると、ディフェンスラインの裏にグラバーキックを蹴られトライを奪われます。
なんとか気を取り直して反撃に移りたかったライナーズですが、スクラムで押され接点でも押し込まれると自分たちのゲームプランの実行もままなりません。ディフェンスはするものの、相手の強い縦を止めるだけの時間が続きます。
前半12分、徐々に敵陣に入りフェイズを重ねていると、SO野口から外へのパスがインターセプトされ、そのままトライに。
18分には、自陣22m内のNTTドコモボールスクラムからあっさりトライを献上し、前半の20分で3トライ19点を献上してしまいます。
その後も、攻め込んでからハンドリングエラーが出たり、ディフェンスのプレッシャーに負けてペナルティを犯したりと良いプレーを見せることができないライナーズ。28分、33分、35分、37分と連続してトライを奪われ0-47で前半を折り返します。
大幅にメンバーを入れ替えて挑む後半、最初にスコアしたのはライナーズでした。
NTTドコモ陣22m内でマイボールラインアウトを得ると、モールを組みます。今季の大きな強みであるプレーから、最後はHO金子がグラウンディング。前半の汚名を返上するルーキーの気迫のこもったプレーで、7-47となんとか1本返します。
しかし、このあともNTTドコモペースは変わらず。前半でも再三見せられた、外のスペースへ蹴り込まれるキックに対処できず、10分、21分にトライを奪われます。
なんとか、28分。敵陣ゴールポスト前のスクラムからフリーキックを得たNo.8ロロが速攻でゴールポスト根本でトライをもぎ取り14-61。38分には自陣ラックからWTB髙野が持ち出して、敵陣22m内までビッグゲイン。つないで左外に持っていき、CTBパスカルがトライを奪って19-61にします。
ここからもライナーズはディフェンスが甘く、ロスタイムに2本のトライを献上して19-73で試合が終了しました。
シーズンの違いなど、条件の違いはあったものの言い訳できない大差。ライナーズのスタンダードが高くないことを証明する試合になってしまいました。
2020年の公式戦は1月11日(土)、ヤンマースタジアム長居での釜石シーウェイブス戦でスタートします。今後ともご声援をよろしくおねがいします。