近鉄ライナーズ |
21-31 | コカ・コーラレッドスパークス |
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FULL TIME | ||||
7 | 前半 | 5 | ||
14 | 後半 | 26 | ||
詳細 |
レフリー:
アシスタントレフリー: / /
マッチサマリー
10月26日(土)、福岡・コカ・コーラさわやかスポーツ広場にて秋シーズン2戦目、コカ・コーラレッドスパークス戦を行いました。
合宿終了後初の対外試合は、セレクションの意味も含めて27人にて敵地への遠征です。
海が近くのグラウンドのためか、風が吹くなか15時コカ・コーラのキックオフで試合が開始しました。
深く蹴り込まれたボールをライナーズがキープすると、その後はキックでのエリア取りが続きます。
テンポを上げて、効果的なアタックをしたいところでしたが、ミスが出て継続できません。
逆にコカ・コーラのキックに後手に回り、ペナルティを犯す場面も。
その中でも、ゴールラインを背にしたディフェンスは機能し、なんとか無失点で迎えた前半13分にライナーズがスコアします。
ハーフウェイライン付近でペナルティを得て、速攻で敵陣深くへ。SHライアンのキックでインゴールに入り、自らグラウンディングしトライを奪います。CTBステイリンのゴールも成功して、7−0とリードします。
18分にもインゴールに転がったボールをWTBジョシュアが抑えたかに見えましたが、ギリギリでノックオン。
その後も残り5mラインアウトでノットストレートを犯したり、ダブルモーションでトライに至らなかったりと、ツメの甘さが随所に見られます。
さらに29分には、棄権なプレーでNo.8ロロがシンビンに。14人で戦うなか、それでもライナーズはペナルティを連発し、ついに34分コカ・コーラにラインアウトからモールを押し込まれ、トライを許します。
コンバージョンは失敗して7-5。被トライ後も自陣でディフェンスする時間が続き、なんとか前半を終えます。
コーチ陣からも選手からも激しい檄が飛ぶハーフタイムをはさみ、PR前田、FL萩原、FLジェド、FBクッツェーを入れて、後半がスタートします。
後半3分、HO樫本の大幅なゲインでペナルティを得ると、敵陣深くでのラインアウトを選択します。確実にキープして展開すると、SOクーパーの飛ばしパス。WTBジョシュアが外から内へ切り込み、SHライアンがサポートし、ディフェンスの合間を抜け、トライを奪います。コンバージョンも成功して、14-5。
後半12分には、入ってすぐのSO正面が左前へ蹴ったパントにWTBジョシュアが反応。内でフォローしたCTB森田へつなぎ、トライを奪います。ここもコンバージョンが成功して21-5とします。
2トライ以上の差をつけて自分たちのペースになったかに見えましたが、ここからライナーズのディフェンスが甘くなります。
後半22分、ハーフウェイラインのコカ・コーラボールスクラムから、縦の突破とオフロードに対応できず一気に走られトライを許すと、26分にはラインアウトからモールを押し込まれトライを奪われます。さらに36分には自陣の密集付近のディフェンスが甘くなり、ゲインを許してインゴールまで走りきられ、21-26。3連続トライで、逆転を許してしまいます。
この間、LOストーバークの猛チャージやゴールラインに迫るモールも見られましたが、前半同様取り切れず。
時間は経過し、なんとか逆転トライをと焦りが見える後半41分。コカ・コーラが重ねるフェイズに前掛かりになったところを裏にキックを蹴られ、あっさりとトライを許してしまいます。
コンバージョンは失敗して、21−31。
試合が終了しました。
80分を通して、準備のできてないプレーが目立ち、トライチャンスは何度もありながらそれを活かすことができませんでした。
随所で光るプレーも見られましたが、春から積み上げてきた「我慢してフェイズを重ねて取り切るアタック」は一度も実行することはできず、後半リードを広げてからディフェンスが甘くなり逆転負けを喫してしまいました。
遠くから駆けつけてくださったファンの皆さま、全国から声援を送ってくださった皆さまに、今季ワーストゲームを見せてしまったことを反省し、チームを立て直していきます。
次回練習試合は、11月9日(土)13時30分よりHondaアクティブランドにてトップリーグのHonda HEATと対戦します。今後ともご声援よろしくおねがいします。